用語解説
アフラトキシコーシス(真菌毒素中毒 )
アフラトキシン (真菌毒素) を含む食べ物を摂取することで起こる中毒症。この毒素は、アジアおよびアフリカで、クルミ、種子、豆類に発生するカビにより生成されます。
腹水
腹腔に水が溜まる症状です。
胆汁
肝臓から分泌される茶褐色または緑色の液体で胆囊に蓄えられます。胆汁は食べ物の消化、特に脂肪の消化・吸収を助けます。
肝硬変
正常な肝臓組織が線維性瘢痕組織に置き換わる慢性疾患です。瘢痕化は不可逆性で、線維症は次第に肝機能を低下させます。
CT(Computed tomography)
X線断層撮影のことです。X線を用いて体内構造を映像化する装置です。
冷凍外科療法
極低温を用いて腫瘍を凍結させる療法です。超音波診断装置(エコー検査)で確認しながら液体窒素を腫瘍に直接注入します。凍結、解凍を二回繰り返します。この施術は単体でも、また切除術と併用して行うこともできます。
脂肪肝
肝臓組織への脂肪の蓄積です。通常は肥満または慢性的飲酒により引き起こされます。
線維症
肝硬変に伴う線維性瘢痕組織の増殖のことです。
胆囊
肝臓下面の浅い溝に接着した小さな西洋梨型の嚢です。胆汁を、消化に必要になるまで蓄積・濃縮し、小腸に食べ物が入ってくると分泌します。
総肝動脈
下行大動脈から酸素を含む血液を肝臓に供給する動脈です。
肝炎
一般的にウィルス感染により引き起こされる肝臓の炎症です。
肝臓専門医
肝炎や肝硬変などの肝疾患の診断と治療を専門とする消化器病専門医です。中には肝臓移植分野にも精通している専門医もいます。肝臓専門医は多様な検査を行ない肝疾患を診断し、また肝生検採取を行います。
黄疸
皮膚や白目が黄色くなる症状です。
キナーゼ
がん細胞内の酵素です。タンパク質のリン酸化に関与し、細胞の分化および血管新生を調節します。
MRI(Magnetic resonance imaging)
磁気共鳴断層撮影装置です。核磁場共鳴を利用し、放出される電波エネルギーを取り出して体内の臓器および断層像を撮影します。
転移
腫瘍が他の部位へ広がることです。
非アルコール性脂肪肝 (NAFLD:Non-alcohol fatty liver disease)
アルコールをほとんど、またはまったく飲まない人に発症する肝臓への脂肪の蓄積のことです。主な原因は、肥満、糖尿病、高トリグリセリド血症などです。多くは非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:non-alcoholic steatohepatitis) に進行します。
非アルコール性脂肪性肝炎 (NASH:non-alcoholic steatohepatitis)
脂肪蓄積による肝臓の炎症です。肝硬変など他の慢性肝疾患に進行することがあります。
経皮的エタノール注射(PEI:Percutaneous ethanol injection)
アルコールまたは他の物質を肝臓に注入し、腫瘍の破壊を促す療法です。超音波診断装置(エコー検査)で腫瘍部を確認しながら行われます。
ラジオ波焼灼療法 (RFA:Radiofrequency ablation)
腫瘍部位のそばに電極を刺し、熱により腫瘍内のがん細胞を死滅させる療法です。
切除術
外科手術により取り除くことです。
脂肪症
臓器組織に脂肪が蓄積する疾患です。
全身療法
全身に働きかける治療法です。ソラフェニブ (sorafenib) など、腫瘍細胞を標的とするものも複数あります。
肝動脈塞栓療法 (TACE:Transarterial chemoembolization)
腫瘍への血流を遮断し、抗がん剤を腫瘍に直接投与する治療法です。高濃度の薬剤を長期間腫瘍に働かせることができます。
超音波診断装置
反響音波により臓器および体内構造の映像を映し出す装置で、エコーのことです。
